今年度、福谷・大井・高田三小学校の統廃合で誕生した「蛍明（けいめい）小学校」周辺を会場に多くの老若男女でにぎわいました。
明かりをできる限り抑えて蛍がよく見えるように工夫された会場では時間が進むにつれ「わあっ、あっちにも、こっちにも飛んでいるよ」と素直に感動している幼い子どもたちの声がして、
いつまでもこの気持ちを持ち続けてほしいと願いながら聞いていました。
幻想的な蛍の飛び交う様を目に焼きつけ、屋台から漂う香りに誘われそぞろ歩く人々。楽しい夜のひとときが過ぎていきます。
高田地区周辺には自然豊かで蛍の生息環境がまだ残っています。守ることも大切で、地域にはビオトープも設立されています。
祭りを通して自然環境の大切さ、毎日の生活の中で何が大切か、自分にできることから実践する姿勢を学んでほしいと願っています。
祭りの後、ボランティアで清掃活動があり、岩田地区婦人会の会員も参加して気持ちのいい汗を流しました。
（岩田地区会長・原見寿子）
