2011年12月8日木曜日

学区・地区活動レポート 西学区

岡山市北区・西学区婦人会は6月、岡山市立今幼稚園の園児(三クラス)と市立西小学校五年生の児童(六クラス)と一緒に「田んぼの学校」の一環である田植えを行いました。
「田んぼの学校」は今年15年目になる体験学習です。それ以前には違う田んぼで行なっていましたので、合わせて19年にはなるでしょうか。
子どもたちが植えた稲もすくすくと育ち、稲の穂が出始めると、あちらこちらに手作りの案山子(かかし)が立ちます。今年は八体を製作し、台風12号にも負けることなく、黄金色に輝く稲穂を守っています。
最近では夕方になると、見物客の姿も見受けるようになりました。
10月12日には待ちに待った稲刈りが行われました。稲刈りという勤労の尊さを体験し、先人たちの苦労を知り、収穫の喜びを味わうことで互いの協力の大切さを知ることができます。
実はこの15年間お世話になった田んぼが、来年度から保育園に変わることになりました。今まで多くの園児、児童たちを育ててきた田んぼが、新たな子どもたちの交流の場に生まれ変わります。
そして「田んぼの学校」は次の新しい場所でスタートを切ることになりました。
自然の仕組みを学ぶとともに、地域の人々との交流の場としてこの「田んぼの学校」体験学習がいつまでも続くように願っています。
(西学区会長・廣瀬富子)