2011年12月1日木曜日

【学区・地区活動レポート】庄内学区、加茂学区

昨年十二月十二日、岡山市北区・庄内学区婦人会、加茂学区婦人会共催の年末恒例のバザーが、市庄内コミュニティハウス(同区三手)全館で開催された。
師走なのに暖かく天候にも恵まれ、市生涯学習課の協力で青空市場の幟(のぼり)がはためく中、開場前より大勢のお客様が並んで待っていた。午前十時の開場と同時に、一斉に入場し、まるで特売場のようなにぎわい。市価の三割程度の値付けのため、人気商品は飛ぶように売れて、なくなる。
食料品、タオル類、石けん、雑貨類、陶器は、二階に各々コーナーを設け、店員に早変わりした婦人会役員が慣れた会話で売り込む。二カ所のレジは一番多忙な場所だが、スーパーのレジのごとく電卓や暗算でスムーズにさばいていく。一階は衣類全般で、値段は安く展示にも工夫し、試着もOK。
「よくお似合いですよ」「いい買い物ができたわ」―お客様とのやりとりに婦人会バザーならではの本音も出て楽しんでいる。野菜の市場価格が高いということで、今回初めて屋外で野菜市も実施。会員が栽培した大根や水菜、白菜等みずみずしい新鮮な野菜が並んだ。
また、いつもの靴屋さんは、毎年靴選びを楽しみにしている馴染み客がいて、なくてはならないお店。正月しめ飾り用のウラジロ等販売のおばさんも協力してくれて、とてもにぎわった。ほかにも前年のバザー残品を「もってけ市」と称して並べ、自由に持ち帰ってもらう。
結構掘り出し物があり、喜ばれる。折角、供出してくださった品なのでリユースしてもらっている。
終了後の楽しみは、当番学区(今回は庄内学区)が、心を込めて調理したカレーライスでの会食。お代わりする人も大勢いて「おいしい、おいしい」の声に大満足。
前日には、両学区の役員二十五人がバザー用品を持ち込み、値付けをし、役割を決め商品を見やすく、手にとりやすく上手にそろえて並べて準備。年一回の庄内・加茂合同事業だが、互いに親ぼくやコミュニケーションがとれ、お客様も両学区から来られ、仲良く学区活動ができた。
最後に各町内の婦人会役員・婦人会員、地域の皆様の温かいご支援に感謝いたします。今年の年末も元気にバザーでお会いしましょう。
(庄内学区会長・萩原節子、加茂学区会長・内田晴美)